ただし,上の定義式の右辺の についての演算 はブール代数 の演算です.
これは が何れも 上で定義され,0か1の値しか取らない関数であるこ とと,(0)で述べたように がブール代数である ことを用いて根気良くチェックすればできます.
以下,各 に対する についての演算 は(0)のブール代数 の演算で, 交換律,結合律,吸収律,補元律その他は断りなく使います.
を任意とると
よって
のとき の特性関数については
のとき
また,
ゆえ
から
結局,どちらの場合でも
を任意にとると
のとき
を任意にとると
のとき
(命題)
ブール代数の同型写像の逆写像は,またブール代数の同型写像である.
(命題終わり)
任意の について,
がいえるから,上の式は
同様にして,任意の について,
ですから, が
準同型写像であることから,
上と同様に考えて,