- インポートはパッケージに関連している。たとえばjava.langパッケージのIntegerクラス をあらわすには、
java.lang.Integer
と書く。しかし、ソースプログラム中でIntegerクラスが出てくるたびに、そのように記述するのは面倒である。
- そこで、以下のようにインポート文を使って java.lang.Integer をインポートしておくことで、次回から Integer とだけ書けば、java.lang.Integer を指すことが可能となり便利である。
import java.lang.Integer;
注:java.langパッケージはデフォルトでインポートされているから、インポート文を用いてインポートしなくても、クラス名だけでアクセス可能である。- パッケージ文の文法は以下の通り。
上記の記述のうち、前者はあるパッケージの指定されたクラスを、後者は指定されたパッケージのクラスすべてをインポートする。
import パッケージ名.クラス名; あるいは import パッケージ名.*;
(注:インポート文を用いてインポートできるのはpublicなクラスだけである)
2003年10月2日 13:19 更新