例外が発生しても常に実行させたい動作が、システム上必要となる場合がある。
このための機構として、try文の中で、それ専用に用意されているfinally節を使用する。(C言語case文のdefaultのようなもの)
例: メソッドMethodB()で例外が起きたら、とにかくファイルクローズする。
FileClassA f=new FileClassA(); if (f.open("/tmp/dataA.dat")){ try{ MethodB(); } finally{ f.close(); } }
finallyは例外の後だけでなく、return,break,continueなどによる脱出の後始末にも使えて、便利である。
2003年10月4日 14:46