<Javaの場合>
java.io の主要部分は、入出力を取り扱うストリームのクラス群である。
「ストリーム(Stream)」とは、ファイル、ディスプレイやキーボードなどの入力デバイス、 ネットワークのことを指す。それらの入出力の「流れ」の抽象化表現が「ストリーム」である。
- 「ストリームへの入出力」のスタイルで記述されたJavaプログラムは、汎用性が高い。
- システムやハードウェアに依存しない形でプログラムを記述することが可能。
- 抽象クラスやインターフェイスの働きと共通する考え方。
- 共通する抽象クラスをスーパークラスとして持っている。故、入出力の基本処理はすべて共通の「パターン」で行うことが可能。
<従来からあるCの場合>
- 入出力のプログラムを、ファイルならばファイル、 キーボードならキーボードというように、対象となるものごとに別個に記述していた。
- 作成されたプログラムはハードウェアに強く依存している。
対象システムデバイスに関する多くの予備知識を学ばなければマトモな実装ができない。
2003年10月6日 12:05 更新