- TCP: TCP(コネクション指向)では互いが確認を取り合いながら通信を行う。 そのため通信路上でエラーが発生しても、データの再送処理が行われるため 、その「正確さ」が保証される。
- UDP: コネクションレスのデータグラム通信。UDPによる通信を「データグラム型」と呼ぶ。UDPではデータは1回送信されるだけで、相手に届いたかどうかのチェックは行われない。
- 通信においては、 常に「速さ」と「正確さ」という2つの要素が求められているが、この両者はトレードオフ(二律相反)の関係にある。
- TCPも UDPもデータの送受信に「パケット(packet)」 というデータ単位を用いる。
- TCPは、このIP層の上にさらにプロトコルを定義している。
- UDPは、IPパケットの直接のやりとりそのものである。
プロトコル 通信の型 利用の目的 ソケットのクラス データ入出力 TCP コネクション型 正確さを優先 Socket ストリーム UDP データグラム型 速さを優先 DatagramSocket パケット
2003年10月22日 5:01 更新