- 受容器と連合器
- パーセプトロンは受容器の素子と連合器の素子の
対応関係で定義されます。これによって,受容器のへの入力を連合器の出力に変化さ
せます。
- 数学モデル
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入力と出力の関係から見ると,集合の重直積集合から
への関数です。
- 論理関数
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パーセプトロンは 学習 によって, 任意の論理関数を構成
することができます。以下にその例を説明します。
- 例
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- 論理関数
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である関数を例に取ります。ただし,は
です。 ここで,は荷重系数,はしきい値です。また
は量子化関数で,次のように表されます。
- 目標値
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この論理関数の入力に対する目標値を以下のよう定めます。
この目標値を実現するパ ーセプトロンの荷重係数を「学習」という手続きによって調整します。結論から先に述べますとこの問題の解は以下で与えられます。
任意のに対して
次に,このような問題に関する解の存在と,学習と呼ばれる解の逐次構成法
について説明します。