含意 (「ならば」)
2つの命題が与えられたとき,
の真理値をどう定めるかというのは少し工夫がいる。なぜならば命題と
表されているのはその中身の主張を無視して真理値だけを問題にしているからで
通常の
といった、命題と命題の中身の関係は無視している。
でも,論理式
の形にはなっている。そこで
の否定を考えることにする。
上の例なら
とか
いう命題で論理式
である。これの真理値ならば既に示したとの表を用いて
となる。そこで,
は
の否定として上の表の第四列の値を反転させて
で定義される。この表は容易に確かめられるように
の表とも一致している。
課題
と
の表が一致することを
確かめること。
注意しなければならないのは
の否定
を作り,
さらにこれの否定を作っていることである。
真理値は真,偽しかないのでそういうことができた。
と恋人に言われてもそれ程嬉しくはないだろう。